弁天娘女男白浪べんてんむすめおのしらなみ



弁天小僧菊之助 
白浪五人男の一人。

美しい娘に化けた弁天小僧が、お供に化けた南郷力丸と浜松屋に
あらわれ、万引きと見せかけてわざとて店員にひたいを
傷つけられたあげく百両をゆすりとろうとする。
そこにあらわれた侍(日本駄右衛門)に男と言い当てられる。

開き直った弁天は片肌を脱ぎ「知らざぁ言って聞かせやしょう。」
の名ゼリフ・名場面です。
駄右衛門は店の主人の信用をかちとり、彼の手引きで五人が
浜松屋に押し入るが・・・

その後、稲瀬川堤に勢揃いした彼らが紫地にそれぞれ模様の
異なる衣裳で七五調のセリフをのべる場面もハイライトのひとつ。
 


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