寿曽我対面ことぶきそがのたいめん


曽我五郎 
曽我兄妹の仇討ちは、数々の歌舞伎作品になっています。

曽我五郎、十郎の兄妹は親の仇・工藤祐経(すけつね)の
祝賀に来て初めて対面を果たします。

血気にはやる弟 五郎は「むきみ」とよばれる隈取の荒事です。 



曽我十郎 
五郎とは対照的に兄の十郎は、やわらかい身のこなしや
せりふ回しの和事で、工藤祐経につめよる五郎を
「そそうの無い様に」とたしなめます。

源家の宝刀「友切丸」が兄妹の手に戻り、再び工藤に迫ると、
仇を討たれる事を約束する。 



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