加賀見山再岩藤
かがみやまごにちのいわふじ
亡霊岩藤
鏡山旧錦絵」の後日譚。
岩藤の霊を弔おうと墓場にさしかかると、捨てられていた骨がひとりでに
寄って骸骨になり岩藤の亡霊があらわれ、
「望月弾正に取り憑いてお家横領の大望を必ず叶えてみせる」と
尾上を睨みすえるが、弥陀の尊像をむけると消えうせる。
岩藤の亡霊は、その権勢を誇った頃の堂々とした局の姿で
飛びかう蝶を従えて上空を飛んでいきます。
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