籠釣瓶花街酔醒かごつるべさとのえいざめ



八ツ橋 
上州佐野の絹商人の次郎左衛門が江戸土産に吉原へ行き、
兵庫屋八ッ橋に一目ぼれをしてしまいました。

身請けする段になって八ツ橋から突然の愛想づかし。
いったん田舎に帰りますが、満座の中で面目を失なった悔しさのあまり、
家伝の妖刀「籠釣瓶」を手に吉原に戻り、八ッ橋はじめ多くの人の命を
奪ってしまいます。

花魁道中で見せる八ツ橋の微笑が全ての悲劇が始まりです。
 


最初にもどる      すすむ